◆ 美容師にも賛否いろいろシャンプーブラシ。 ◆
愛しい頭髪の保護の点で力任せのシャンプーは良くないというお話をしましたが...
たとえば歯を磨く時。力任せに磨くのは良くないそうです。
むしろ歯ブラシを軽い力で細かく上下・左右させるほうが汚れをしっかり取り去れるといいます。
頭皮もこれと同じということなのですね。
Top > コラム (隔週更新) > 第2回 「シャンプーブラシは是か非か。」
◆ 美容師にも賛否いろいろシャンプーブラシ。 ◆
愛しい頭髪の保護の点で力任せのシャンプーは良くないというお話をしましたが...
たとえば歯を磨く時。力任せに磨くのは良くないそうです。
むしろ歯ブラシを軽い力で細かく上下・左右させるほうが汚れをしっかり取り去れるといいます。
頭皮もこれと同じということなのですね。
歯磨きの原理からの繋がり...というわけではありませんが、
最近、シャンプーブラシなるものが登場しているのをご存じですか?
華麗な爪の保護に勤しむ女性たちが飛びついたグッズが最近は男性市場にも
進出してきています。
このシャンプーブラシ、世に出始めた頃には、頭髪に静電気を起こすから良くないという説も
あったりしましたが、さすがにこの説は今はめっきり減りました。
そりゃそうです。静電気は摩擦によって起こるわけですが、シャンプー中に使うということは、
シャンプーの泡という存在が摩擦を防ぎます。
それに、静電気だけを問題にすれば、普段ブラッシングしたりくしを使ったりする行為は、
もっと危険ということになってしまいます。
かくして現在の反対派は、その大半が「頭皮が傷つく」というもの。
なので、「強くブラッシングすれば良くない」という但し書き付きの否定となってます。
時々、無条件な否定意見も見るのですが、たいていの場合、「人に聞いた」という情報。
中には、「美容師に聞いた」というものもあって、それなりの自信のようです。
しかし、美容師さんの中でも私が以前取材した美容師さんのように、
真逆の「シャンプーブラシ肯定派・推奨派」がいます。
汚れがしっかり取れるし、頭皮のマッサージ効果もあるというのが理由です。
◆ シャンプーブラシへの不安の正体は...。 ◆
一方で、使う立場からの不安・否定派の意見の中でけっこう目立つのが、
ブラシにからみついている抜け毛への恐怖感。
10本も20本もブラシにからみついているという悲鳴のような声が聞こえます。
そこで、シャンプーブラシをずっと使っている女性に聞いてみたところ、
「もっと抜けるよ。当然じゃない、髪の毛って毎日生え換わってるんだから」
と、こともなげなセリフ。
「いやいや、女はそうだろうけど、男の場合は...」という反論もあるでしょう。しかし!
さらに調べてみたところ、1日に自然に抜け落ちる髪の毛の本数は女性が平均30本~80本、
男性は50本から100本。なんと男性のほうが多いのです。
ただ、女性のほうが概して髪が長いため、見た目の(抜け毛の)ボリューム感があります。
そのため、男性はブラシにからむほど抜けない...という勘違いが生まれてしまったよう。
つまり、女性陣が持っている抜け毛への心理的免疫が男性には希薄なだけというわけですね。
その結果、「抜け毛=ハゲ」の公式が確立し、その心理的恐怖がブラシやくしを遠ざけさせ、
逆に頭皮の汚れやフケなどを招いている...という可能性も大いにありそうな話です。
◆ まずは試すも一方策。 ◆
そんなこんなで賛否両論飛び交いながらも、ジリジリと市民権を得つつあるシャンプーブラシ。
最近は多様に出回っています。それも、100円ショップ商品から特殊な加工を施した商品、
マイナスイオンが出るタイプや豚毛を使ったナチュラル指向品など、もはや選び放題状態。
まずは試してみるというのも毛髪保護の一方策ではないでしょうか。
但し、使用に際しては、手でのシャンプー同様、力任せにやらないほうことが肝要。
『ガリ!ガリ!』ではなく、押さえつけて揺り動かす感じでしょうか。
なにしろ頭皮はふだん髪の毛で守られている分、手足の皮膚よりデリケートです。
そこで、適度な力の程度ということですが、これは案外カンタン。
手足のどこかを爪で、あるいはブラシでひっかいてみるのです。
これでひっかき傷になるなら力の入れ過ぎ。
たまたま体のどこかにかゆいところなどあると最高の試験ポイントですね。
だからといって、ヤブ蚊やダニのいそうな所に手足を突っ込んでみるという行動までは
お勧めしませんが。
--------------------------------------------------------------------------
2010年7月にシャンプーブラシのレビュー(画像付き)を掲載しましたので、
こちらも合わせてご覧下さい。
上記の記事を書いた時とは多少見解が違うかもしれませんが。


